【旅行ブログ】Spain（スペイン）旅行 〜サグラダ・ファミリア〜

1882年の着工から100年以上もかかり、まだ未完の建造物、サグラダ・ファミリア。カトリック教会のバシリカです。

ガウディは、1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組みました。

それが何と2026年に完成する！と発表されています。今から楽しみ 
完成したら…また観に行きたい！！

完成形のように見えますが、まだまだ工事中でした。

でも外観だけでも圧巻！素晴らしかったです。

目の前の公園から水面に移る美しいサグラダ・ファミリアを写真に撮ることができます。

生誕のファザードとは、１８９２年に着工し1930年に完成しており、ガウディ生存中にほぼ完成を見ることができた唯一のファザードです。

他に受難の門（受難のファサード）と栄光の門（栄光のファサード）があります。栄光の門は制作中です！

生誕のファサードは、33体の彫刻が置かれており、イエスキリストの人生が表現されていて、石の聖書とも言われています。

塔４つが建てられていて、使徒４人（ベルナベ、シモン、ユダ、マチア）を表現しています。

生誕のファサードには、希望の門、慈愛の門、信仰の門の３つの門があります。

「慈愛の門の扉」は、扉口の真中にイエス誕生の彫刻があり、その周りをイエスの誕生を喜んだ天使たちが音楽を奏でています。
この楽天使たちは、日本人彫刻家の外尾悦郎氏により完成されました。

「慈愛の門の扉」は、葉が立体的に作られていて、外尾悦郎氏のデザインです。

葉の隙間をよ〜く見るとカブト虫やヤモリなどが隠れているんです！
遊び心を忘れてませんね（笑）

まず教会に入って目を奪われるのが天井！
不可思議な美しさで、まるで宮崎駿監督のアニメの世界（笑）。

ガウディは、巨大な森をイメージして設計したと言われていて、陽の光が差し込む神秘的な空間でした。

今までの教会に対する概念が覆されたような衝撃です!

中央祭壇には、パラシュートのような天蓋の下に膝を曲げたイエス・キリストの磔刑像が吊り下げられています。

サグラダ・ファミリアをより神秘的で一層、美しく照らしているのが、このステンド・グラス。

東側（受難のハザード側）に面してる窓はグリーンやブルーのステンドガラスです。

午前中は、東側に光が差し込み、光のグラデーションがとても美しい空間を作り出しています。

西側（生誕のハザード側）は、オレンジ色や赤、黄色のステンドガラスです。

西側は、暖色系の色で対照的に美しい

出口は、受難のファサード（東側）になります。

受難の門は、イエス・キリストが十字架にかけられた苦悩と悲しみを表しています。
ガウディが生前に描いたスケッチをもとに制作されました。

骨のような18本の柱が並んでおり、柱の上には「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と書かれた文字があります

受難のファサード中央の「福音の扉」には、新約聖書からイエス・キリストの最後の二日間を、約8000字で抜粋した福音書が書かれているそうです。

サグラダ・ファミリアの全景を見るなら、向かいの公園からがお勧めです。

サグラダ・ファミリア見学の前日に行ったので、初めて見た時は、大興奮でした！

まだ工事中だけど、昼間だと見学者でいっぱいですが、夜は人もいなくてライトアップされた姿も美しかったです。