もうすぐアカデミー賞の授賞式だね。
その前に、アカデミー賞8部門にノミネートされている
「エルヴィス」を見たよ!
「キング・オブ・ロックンロール」のエルヴィス・プレスリーの伝記映画だね!どうだった?!
面白かったよ!
主演のオースティン・バトラーの演技もエルヴィスそのものだし、
バズ・ラーマン監督のストーリー展開も見事だったな。
そうなんだ!もっと聞かせてよ
もちろん!!!
※本ページの情報は2023年3月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
映画「エルヴィス」の作品情報
作品データ
<制作年>
2022年
<制作国>
アメリカ
<配給>
ワーナー・ブラザーズ映画
<上映時間>
159分
<監督>
バズ・ラーマン
<脚本>
バズ・ラーマン
クレイグ・ピアース
サム・プロメル
<キャスト>
エルヴィス・プレスリー
オースティン・バトラー
トム・パーカー
トム・ハンクス
プリシア・プレスリー
オリビア・デヨング
バズ・ラーマンが監督なんだね!
独特の感性のある監督だよね「華麗なるギャッツビー」とか
そうそう、他にも同じレオナルド・ディカプリオ主演の
「ロミオ&ジュリエット」の解釈も斬新だったよね!
だから、これもただの伝記映画ではなく、マネージャーのパーカー大佐の視点で描かれたエルヴィスという新たな解釈が加わってる気がするよ。
なるほどね!ますます興味が湧いてきた
もっと聞かせて!
映画「エルビス」のあらすじ・感想 ※ネタバレあり
エルヴィスのマネージャーで、
彼の収入の50%も受け取ってたという
悪徳マネージャーのパーカー大佐の視点による
回想録のような形で物語は進んでいきます。
始まりは、年老いたパーカー大佐が
クリマスカードBOXを取ろうとして倒れ、
エルヴィスからのカードが映し出されてから、
物語はラスベガスに展開していきます。
そして、ラスベガスに移ってからは、
ジェットコースターのように展開が進みます。
このテンポの良い始まりの展開は、
バズラーマン監督のロミオ&ジュリエット
と似ている感じがします。
始まりで観客をこの映画の世界に連れ込み
期待感でいっぱいにさせ、高揚させていくところが
監督の手腕でもあり、彼の作品の好きなところです。
古典的な題材でも、現代風にアレンジする。
それが変に無理をしておらず、
スタイリッシュでカッコ良いところが
バズ・ラーマン監督の素晴らしいところだと思います。
エルヴィスという
50年代を代表するアーティストであっても、
ロミオ&ジュリエットの古典でも、
グレート・ギャッツビーのリメイクでも。
エルヴィスの幼少期の描き方も斬新でした。
彼がブラックコミュニティの中で、
いかにして音楽に目覚めていったのか、
そしてその幼少期の体験が彼の音楽性、
観客を興奮させてしまうようなステージでの動き
に影響を与えたのか、間接的に物語っていました。
トム・ハンクスの悪役っぷりも見事でした。
ただ、パーカー大佐は悪者だったかというと
そう言い切れない不思議な人です。
パーカー大佐は完全に
エルヴィスを利用しているけど、
パーカー大佐なくしてエルヴィスという
スーパースターは生まれなかったと思うし、
すごい手腕の持ち主だったのは確かです。
だから彼と出会ったことは、
エルヴィスにとって幸運だったの
ではないかと思います。
スーパースターとして輝く彼を見れたのも
パーカー大佐が彼を導いたからとも言えます。
いくら才能やタレント性を持っていても、
芽が出ず埋もれてしまう人は大勢いるからです。
原石を見つけて、輝く場所を探し
世に出してくれる人が必要不可欠です。
ビートルズが世界的なロックバンドになったのも、
マネージャーの手腕があったから。
作詞作曲もできて、
ブラックミュージックの影響を多大に受けた
ビートルズの曲はキャッチーで
メロディラインも美しくて素晴らしい。
でも、それが世の中に出て広く広まるには
彼らの力だけでは無理だったと思います。
今の時代のようにネットで個人の能力を
世界中に知らせる手段がなかったから。
時代も象徴的だったと思います。
まだ50年代。
黒人差別は顕在化していて、
ロックンロールが卑猥と言われ、
若者を熱狂させるエルヴィスに
政治までが口を出す。
音楽に政治が介入するなんて今の時代では
信じられないですが、
ビートルズも同じようにその影響が大きすぎて
政治が介入していきます。
マイケルもマジックのように光り輝いていたのに、
それを邪魔するかのように世間はレッテルを貼り
彼を苦しめました。
もちろんまだ70年代。
黒人の音楽がMTVで流れなかったという
不思議な時代。
もしマイケルが音楽という力で
人種の壁を打ち破らなければ
ビヨンセやケンドリックラマーが
グラミーを取ることも、
オバマ大統領が誕生することも
なかったと思います。
階級社会のイギリスから自由を
求めてアメリカに渡った人たちは、
人種という階層を作って見えない階級を
敷いていたように思います。
話はずれましたが、
スーパースターは若者が熱狂し、
その影響力が大きければ大きいほど、
それを抑えつけようとする
巨大な力も働くように思いました。
人気絶頂期に軍に2年入隊していたのも
初めて知りました。
その間に愛する母を亡くした事も。
その出来事が、後の彼の人生に
大きく影を落としたのも。
軍から戻って、映画俳優となり、
結婚して子供もできます。
ただ、取り巻きなどに
お金を食い尽くされていきます。
時代の象徴的な出来事として、
マルチン・ルーサーキングJrの暗殺、
そしてロバート・ケネディの暗殺も
描かれています。
それも彼が音楽でトップに返り咲く
クリマス特番の象徴的な出来事して。
60年代は、お兄さんのケネディ大統領も
暗殺されています。
この時代を語る上で、アメリカ人にとっては
重要な出来事なのですね。
この時期に大佐と決別しようと思っても、
離れられることはできません。
結果的にラスベガス公演を続けていき、
薬にも溺れていきます・・・・
主演のオースティン・バトラーの演技
は本当に素晴らしかったです。
世界一モノマネされていると言っても
過言ではないエルヴィス。
しかも、伝記物で彼の人生を演じるのに、
ただのそっくりさんではない、
似ているだけではなく、
エルヴィスとその人生を演じきる。
それをオースティン・バトラーは
この映画で見せてくれました。
ボヘミアン・ラプソディのラミ・マレックの
演技も素晴らしかったけど、
オースティン・バトラーのエルヴィスも
素晴らしすぎました。
2人とも似ているけど、
そっくりさんとは格が違います。
若く無垢で純粋なエルヴィス、
成熟して貫禄が増したステージを演じるエルヴィス…
そして、薬漬けで太った晩年のエルヴィスが
死ぬ数ヶ月前に歌った
「アンチェインド・メロディ」
まさしく命の限り歌い上げる姿を見て
曲を聴きながら、涙が止まりませんでした。
最後に大佐が、
彼を本当に殺したものについて語っています。
それは、
「あなた方、ファンへの愛だ」と
彼はどんな姿になっても観客の前で
歌う事をやめなかった。
まさに魂を込めて命の限り歌い上げる姿を見て
その言葉が相応しいと思いました。
Youtubeで本物のエルヴィスが同じ場面で
歌っているが見れます。
本当に心を揺さぶられました。
皆さんもご覧になってみてください!
Unchained Melody -1977-
だいぶ熱く語っちゃった
すごい「ELVIS」見たくなっちゃったよ!
ありがとう
どういたしまして!
とつてもない程の大きな愛に囲まれて、
何でも手に入るスーパースターだからこそ
大きな苦しみや孤独感があるんだね
本人にしかわからない事だけど、
大きな愛に応えるには常人ではわからない壮絶な葛藤もあったんだよね。
だから、大佐が最後にエルヴィスは
「ファンへの愛」に殺されたと言ったのだと思う。
それも一つの解釈だと思う。
本当の真相や、エルヴィスの気持ちは本人にしかわからないけどね。
エルヴィスはとってもお勧めな映画なので、
是非、ご鑑賞いただきたいです!
アカデミー賞8部門にノミネートされているので、
賞の行方も楽しみです
ここで、もっと映画を楽しみたい方には、
「auスマートパスプレミアム」がオススメです!
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