【コラム】「黒磯」 〜那須塩原市にある若者達が集う素敵な街〜

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lala

黒磯って初めて行ったけど、こんなにお洒落で素敵なお店が沢山あるなんて、驚いたよ!

Juli

ほんと楽しかったよね!
若者が沢山集まって、素敵なお店を作っている感じが良かったよね。

目次

「黒磯」 〜那須塩原市にある若者達が集う素敵な街〜

那須高原は、自然豊かで温泉もあり、
ドッグフレンドリーな場所なので、
実家で犬を飼い始めた頃、
一緒に旅行がしたくて訪れるように
なった場所です。

うちの犬も那須が大好きで、
毎年必ず、那須高原に来ていました。
犬が亡くなってからも…
家族で毎年訪れて、
泉質の良い温泉で癒され、
ペニーレインでベーカリーを買って、
佐野プレミアムアウトレットに
行くのが定番でした。

今回、初めて新幹線で那須塩原まで
行くことになったので、
チェックインまでの時間、
どこに行こうと探していたところ、
この「黒磯」の街の存在を知りました。

調べてみると、とてもお洒落で可愛い店が
沢山あり、「何でここに?!」と少し驚きました。

その理由は…
カフェの聖地と呼ばれる
「1988 CAFE SHOZO」
の存在があったからです。

1988 CAFE SHOZO

店名の通り、
1988年にオーナーの菊地省三さんが
オープンしたお店。

菊地さんはひとり旅が好きだったようで
様々な場所を旅する中で
思い起こすのは「自分の故郷」
だったようです。

”黒磯も、ひとが沢山訪れるような
街にしたい。
だから、旅人が好んで目的地として
くれるようなカフェを作りたい”

という思いで、お店づくりを
心がけたそうです。

20以上経ったいま…
そのときの思いは脈々と若者達に
受け継がれ、街には素敵なお店が
点在していました。

そしてわたしも旅人の一人として、
1988 CAFE SHOZOを目的地として
黒磯を訪れました。

1階はショップ、2階がカフェです。

初めて、このお店に足を踏み入れた時、
何て居心地の良い空間なんだろう!
と感動しました。

決して広くはないのに、
とても居心地がいい。

ついつい長居したくなるような
そんな空間です。

そしてケーキやスコーン、トースト
飲み物がメニューにありますが、
そんなに高くはなく、良心的です。

注文したのは、
ガトーショコラとアイス・コーヒー

ケーキに添えられたクリーム・ラズベリーソースが可愛い

ガトーショコラの中にも
甘酸っぱいラズベリーソースが
入っていて、生クリームと一緒に
食べるとたまらなく美味しい。

何故、ここがカフェの聖地として
多くの人が「旅の目的」として
訪れるのか理由がわかった気がします。

この1店舗から始まり、
”色々なお店を作って、通りを作ろう”
と思い、カフェ以外にも
インテリアや雑貨の可愛いお店が
できたようです。

可愛らしい雑貨のお店
「chus」
カフェ、ショップ、ゲストハウスまであります
店内のどこを見渡しても可愛い
素敵な洋服・雑貨のお店
革製品を扱うお店

「1988 CAFE SHOZO」までは、
駅から少し歩きますが、
これらのお店を見て回るだけで、
とっても楽しいです。

どのお店もとってもお洒落です!
東京や地方から、黒磯に移住して
お店をやっている人達も多いようです。

地域活性化とか地方創生とか
様々な言葉で表現されてますが、
新しいかたちで若者達が
街を作り、人の流れを作り、
そして地域社会を作っていく。

それが政府や自治体の動きではなく、
自然と人が集まり、
社会やコミュニティを作り、
街が活性化していく…
そこがこの黒磯の素晴らしいと
思った点です。

でも、きっとこの動きは
20年以上前にオープンされた
「1988 CAFE SHOZO」が
起点となっていて、
菊地省三さんの思いが
いまの黒磯を作ってきたと
言っても過言ではないと思います。

駅前にも素敵なパン屋さん、カフェ
イタリアンのお店が並んでいます。

このKANEL BREADのパンはとっても美味しい

そして、大きな図書館も駅前にあります。
これがまた素敵な空間なんです!
こんな図書館が家の近くにあったら
毎日でも通いたい。

黒磯に来て…
ただ、お洒落なお店が沢山あって、
楽しい場所だったというだけではなく、
少子高齢化、地方の過疎化
など色々な日本の問題についても
こういう取り組みを各地でできるように
すれば、解決できるように思いました。

若者が将来に不安を覚えてしまうと
子供を持つことや未来への希望も
失ってしまいます。

でも、こういう
「やりたい事」にチャレンジできる
環境やコミュニティがあれば
将来への不安より「いまを生きる」
希望が沢山見えてくる気がします。

政府は、少子高齢化の取り組みのために
増税すると言ってますが、本当に根本的な
問題を理解していない気がします。
逆に増税は、若者の今の生活、将来への
不安を煽るだけです。

観光業活性化のためにインバウンドが
必要だとかで外国人観光客が増えています。
また、外資ホテルが続々と開業を
予定しているのも裏に何かありそうな
気さえします。
(円安も関係ありそうな。。。)

もちろん、それも必要なことだとは
思いますが、本来、取り組まなくては
いけないのは、日本国民が生き生きと
幸せに働ける環境づくりと、それで
生活していけるという安心感のために
国や地方が何ができるかだと思います。

その安心感があれば、早く家族を持って
もっと幸せになりたいと自然に思えて
くると思います。

菊地省三さんの
「1988 CAFE SHOZO」
が素晴らしいところは、
このお店が起点となり、
自然と若者を呼び寄せ、
お店を作り、道を作り、
新たな街を作っていったこと。

少しの間でしたが、
初めて黒磯を訪れてみて、
とても感銘を受けたので、
それをコラムに書いてみました。

日本を色々旅してみて、
素晴らしい豊かな自然や
優しい人々、美味しい食事
本当にこんなに恵まれている
ことには感謝しています。

ただ、それを時代に合わせて
アップデートして、若い世代が
引き継いでいく土壌がないと
廃れてしまう一方です。

それをどう変えていくのか…
黒磯の街を見て、
一筋の希望を見たように思います。

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