随分、ブログの更新が滞っていたようだね。
何してたの?!
約2ヶ月かけて、行ったことがなかったアジアの国を回ってたんだ〜。
初めて訪れてみて色々思うことがあったので、コラムで綴っていこうと思う!
アジアで旅をした国の紹介
やっと海外旅行も通常に戻りつつある中、
訪れたことのなかった「アジア」
に行ってみたいと思い、
約2ヶ月かけて回ってきました。
ただ、周遊ではなく、近いので、
日本と各国を往復することを
繰り返した感じです。
- 台湾
台北 - タイ
バンコク - ベトナム
ハノイ・ダナン・ホイアン・ホーチミン - 韓国
ソウル
円安の影響もあり、
アジアと言っても、
全然、物価の安さを感じませんでした。
ハワイと比べると安いのですが、、
台湾や韓国は日本と同じくらい。
ただ、食事に関して言えば、
日本よりも高いと感じることも多かったですし、
タイやベトナムも観光客向けの立地のいい
レストランは高かったです。
屋台があるので、
そこで食べるとかなり安い!
と感じることができました。
改めて感じた「日本の豊かさ」とこれからについて
日本での「当たり前」が海外では「当たり前ではない」
日本の日常生活で「当たり前」
と思っていたことが
海外に行くと「当たり前ではない!」
そう思うことが沢山ありました。
今まで海外旅行といっても
欧米諸国が中心で、
そこまで不便を感じたことが
ありませんでした。
でも、先進諸国と言われている国と
その人口は世界のほんの一握りに過ぎなくて、
一歩外の世界に出ると
「当たり前」が「当たり前ではない」
そう感じました。
今回4カ国を旅したのですが、
共通して思ったのが「水」についてです。
日本では水道水でも飲めて、
飲食店でも水が無料で出るのは当然、
トイレで使った紙も水で流せます。
でも、韓国以外、飲食店で
無料の水は出ません。
4カ国ともトイレの水では、紙は流せず
備え付けのゴミ箱に捨てます
(一部のホテルなどは例外)
タイ・ベトナムの東南アジアでは
高級ホテルでは洗面所にミネラウォーターが
置いてありました。
あと「歩道」についても
日本の特に東京はコンクリートで
整備されていますが
(夏は照り返しで暑い・・)
各国は首都にも関わらず、
歩道もガタガタで凹みや穴が
開いてるのも良くみましたし、
ゴミが落ちていることも多く、
整備が不十分な道も多々ありました。
訪問したのは都市部ですが、
特に東南アジアで顕著だったのが、
観光客向けのお洒落で素敵なお店は
殆どが外国人観光客。
安くて外にテーブルや椅子があるような
お店は地元の人達が集まって食べていて、
都市部でも2極化しているようでした。
日本では、そこまで顕著な状況に
なってないですが、
都内の外資系ラグジュアリーホテルや
高級タワマンには
海外からの富裕層がどんどん集まり、
平均的な日本人はそういう場所は使えない。
つまり2極化が進んでいくような懸念もあります。
でも、国民が豊かでなければ、
いくら外資が多く入っても
意味がないように思います。
そんな日本にはなってほしくない。
犯罪が少ないのも
国民の大半が裕福ではないけど、
「普通の生活ができている」
という感覚があるから。
色々不満はあっても
生活保護や国民皆保険の仕組みもある。
国民のセーフティ・ネットがあります。
例えばアジアは、
マッサージ店も多く安いので
色々行きましたが、
スタッフは若い女性が多く、
腕はいいのですが、
不満を多く抱えている人が多い
ように感じました。
チップという制度がないのも
日本の良いところだと思います。
アジアでは、タイやベトナムで
マッサージを受けたときに払ったぐらい
でしたが、ハワイだと物価高&円安なのに
さらにレストランでは約20%のチップ!
そんなにサービス受けてないのに…
とついつい思ってしまいます。。
文化の違いもあると思いますが、
日本での生活は本当に恵まれている
と実感しました。
これからの日本に必要だと思ったこと「外をみて内を知る」
日本人は貯金が好きで、
企業も内部留保が多く、
恐らく慎重な国民性もあり、
未来に投資するという発想が生まれにくい。
政府も少子高齢化=財源確保のために
税収を上げる事しか考えてない…
国民の首を締め付けるばかり
将来に不安を抱いている日本人は
多くいると思います。
でも、海外に出るとどんどん新しいものを
取り入れていて、進化し続けている。
特に韓国はデパートや複合施設で
日本ではみられないようなデザインや
斬新な発想の建物があったりしました。
韓国人の海外旅行者はすごく多い
と思うぐらい、
あちこちに韓国人が沢山いました。
K-POPがグローバルで成功しているのも、
海外ホテルのTVや
家電がサムソン・LGばかりなのも、
ソウル市内に海外のようなお洒落なお店が
沢山増えているのも納得できるくらい、
多くの韓国人を海外で見ました。
積立NISAの制度も変わり、
日本も貯蓄=投資に変えようと
していますが、大切なのは
「未来への自己投資」
とそれを実現していくための
行動力なのかなと思います。
日本人も円安で海外に行きづらいですが、
もっと外を見て、
一人一人が日本を進化させてほしい。
ピカチュウなどアニメの力はすごい!と
世界中の認知度を知って思ったけど、
もっと日本には世界に誇れる
素晴らしいものが沢山あります。
円安で「安い日本」に
来てもらうのではなく、
「高くても価値ある日本」
と認められてこそ、
多くの人に長く愛される国に
なると思うので、
観光大国の日本は
そこを目指してほしいと思いました。
日本の有名な経営者の1人、
稲盛和夫さんの言葉で
「外を見て内を知る」
というのがあります。
日本は島国で鎖国していた時代もあるくらい
内に籠りがちなところがあると思いますが、
外を知ることで、今の日本の豊かさを実感し
感謝することができると思いまし、
もっと良くなるためのヒントが得られると思います。
東京にいると、クオリティの高い
世界各国の料理が食べられます。
特にフレンチやイタリアンは、
現地で修行してきた日本人のお店が多く、
感動するくらい美味しい!
今度日本の一万円札の顔となる
渋沢栄一も
パリの万国博覧会に行ったことで
欧州諸国の実情を知り、
「日本資本主義の父」
と呼ばれるほど、
銀行や会社など多くの企業を作りました。
やはり、幕末の日本を変えていった
渋沢栄一の行動は、
「外を見て内を知る」
という言葉そのものだと思います。
少子高齢化で閉塞感を感じている
10代の若者にこそ
若いうちから沢山海外に出て、
今の日本の豊かさを知り、
また一方で、
諸外国の日本にはない「良さ」を知って
日本の未来を明るく照らすことに
どんどん挑戦してほしい。
そう思いました。
これだけ豊かな生活が
当たり前になっているのに
将来に対して不安や不満が
募っているとしたら
海外に出て、良いところを吸収して
日本に持ち帰って
素晴らしい未来を作ってほしい。
私も何かそういうことに挑戦してみたい!
そう思って実行できる人が1人でも
増えてほしいと思いました。
今は日本は円安で、
しかも政府が力を入れたがっているのが
「観光大国」にすること。
なので、円安で海外からの旅行者が増え、
外資系高級ホテルが沢山作られている現状は
むしろ意図通りなのかもしれないのですが。。
コロナ禍中に国内旅行を色々しましたが、
食事や温泉は素晴らしくても、
旅館・ホテルとして昭和のまま時代が
泊まっているところも少なくありません。
一方、海外のホテルだと
食事や温泉がつかないけど
部屋や設備はラグジュアリー感があり
馬鹿高い値段設定になってたりします。
「おもてなし」の姿勢は素晴らしいですが
部屋や設備の外側の
アップデートができないままでは
いつまでも観光大国にはなれないように思います。
日本の旅館に感銘を受けて
エイドリアン・ゼッカが創業した
世界のラグジュアリーブランド「アマン」も
日本の「おもてなし」が原点にあります。
そういう日本のソフト面での素晴らしさに加えて
ハード面を世界基準にしてアップデートすることで
唯一無二のブランドが誕生すると思います。
日本のホテルのきめ細やかなサービスは、
なかなか海外の高級ホテルでも体験できません。
地方の観光地に行くと
バブル期に建てられた建物が廃墟として
残っているのをよく見ます。
例えば、こういう場所を徹底的に洗い出して
国が買取・撤去し、
若者の挑戦できる環境として提供できれば、
地方にも新陳代謝が生まれ、
本当に素晴らしい日本を世界中の
人に楽しんでもらえると思います。
北海道から沖縄まで、
恵まれた豊かな自然、
様々な美味しい料理、
そして温泉など
資源を大切にしてそれを生かす
ことで大きなメリットをその土地に
もたらすことができると思います。
個人への税率が50%近くになり、
社会保険料も年々上がっており、
一方で、税収も過去最高で…
政府のお金の使い方には疑問に思う事も
多々ありますが、それでも日本という国は
諸外国と比べて恵まれていると思います。
日本人の几帳面で綺麗好きな性格も
あると思いますが、
街も綺麗なところが多く、
公共交通機関の時間も正確で、
それほど目立った貧富の差はいからこそ
治安も良く、安心して暮らせる。
でも、その日常が
「当たり前」ではないことを
海外に出て多くの日本人に
知ってもらいたい。
そして、これからの明るい未来の日本を
一人一人が描けるようになれば、
もっと豊かな国になれると思いました。
長くなりましたが、
約2ヶ月間、アジアを旅して感じたことです。
少子高齢化で税収も上がり
将来を不安になる前に、
世界を旅して日本の素晴らしさを
再認識するとともに
明るい未来を築く方法を
一人一人が考えるようになれば
もっと良い日本になっていく…
そう信じています。
成人してから一度も
選挙に行ってなかったのですが、
これからはちゃんと選んで
投票したいと思います!